2018-10-09 (Tue)
こんにちは、佐藤です。
今回はスタイリング剤の選び方の続き。

洗い流さないトリートメントやアウトバストリートメントなんて言ったりしますが
要するにベース剤として髪を乾かしたり、セットしたりする前につけて
髪のコンディションを整えたりして、操作、セットしやすくするものです。
主に女性が使うことが多いかもしれません。
あまり重要視されませんが、美容師が仕上げるとキレイになるのは
技術もありますが、きちんと髪質・求めたい質感になるように
洗い流さないトリートメントをしっかりつけているということもとても重要です。
美容師が使わないで仕上げることはまずないと言っても過言ではありません。
種類としては
①ミスト
②オイル
③スプレー
④クリームorミルク
があります。
①ミスト
液体タイプを髪にシュシュッとかけて使用します。
ドライヤー前につけて乾かすことで髪にやわらかさを出し、まとまりやすくしたりボリュームダウンさせることが目的です。
特に髪が太い・硬い・ゴワゴワするという方に向いています。
夜のお風呂後につけて乾かすだけで翌日のまとまりやツヤが全然違います。

②オイル
乾かす前につけることで、ツヤと髪のサラサラ感を出してくれます。
オイルというと重ためでストンと落ち着くものが一般的ですが
こちらはサラッとしていて風になびくような仕上がりになります。
傷んでバサバサする髪も補修してくれるのでダメージが気になる方におすすめです。

③スプレー
こちらは乾いた髪にシューっと吹くことでツヤと指通りをよくしてくれる艶出しスプレーです。
出かける前に全体に吹くだけなので使い方も簡単で、スクワラン由来の油分を使用していて
肌や顔の乾燥するところに使うこともできます。
せっかくキレイにカットやカラーをしても
ツヤがないときれいな髪に見えないので短時間で簡単にツヤを出したいという方におすすめです。
髪の紫外線予防にも効果的です。

④クリームorミルク
当店では扱いがありませんが、パサついて乾燥しがちな髪に向いています。
主にツヤ出しとボリュームダウンに使用しますが
最近は根元付近からつけることでボリュームアップしてくれるものも出ています。
以上が洗い流さないトリートメント編です。
基本的に美容師は
ベース剤(洗い流さないトリートメント)でコンディションを整えて
セット剤(スタイリング剤)でスタイルを作っていくということをします。
これらを上手に使うとセットのクオリティも上がりますし
髪が ほんとにキレイに見えます。
やっぱりまず見られるのは髪型でツヤがあるかどうかですからね。
ぜひ参考にしてみてください。
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