2020-04-30 (Thu)
皆さん、こんにちは
この感染症騒ぎでお店などは手指消毒が基本になってきて、最近はお家でも除菌してる方も増えているのではないでしょうか。。。
巷では消毒用アルコールが品薄で次亜塩素炭酸水が売られている所も目につくようになりました。
そもそも消毒としてはどっちが良くて、何が違うかご存知ですか?
それに次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸炭酸水など「次亜塩素酸」と名がついても何が違うの?って感じじゃありません??
今日はなんとなくしてるつもりではなく、「正しい知識で予防をしよう」がテーマです。
ちょっと細かい話になりますがご興味のある方は見てください!
因みに自分の知識が間違っていないか厚生労働省の情報などと照らし合わせて確認をしたので大丈夫とは思いますが、専門家ではないので悪しからず(笑)
まずエタノール(アルコール)
速乾性があり少量でも菌、ウイルスに効果があり、長期保存もできる(およそ2~3年)。
脱脂力があるので繰り返し使っていると肌は乾燥してしまいますが、鏡などは凄く綺麗になります!
サロンでは今は鏡掃除に除菌も兼ねてアルコールで掃除をしています
ちなみにアルコール濃度は高ければ高い方が良いというわけではなく、70~83vol%が1番効果が高いので購入する時は注意が必要です。
たまに無水エタノールというものもありますがこちらは99.5vol%なのでちょっと高すぎますね。。
やむ負えない場合は代用しても良いみたいです
(volというのは体積に対してということですが深く考えず%で捉えてもらっていいと思います)
ただエタノール(アルコール)はノロウイルスに対してあまり効果が高くないと言われているので
その点では次亜塩素酸の方が効果が高いと言われています。(最近は独自に製法で効果があるものもあるとかないとか、、)
そして次亜塩素酸水ですが
こちらはちゃんとノロウイルスにも効果があると言われており
有機物(菌・ウイルス・人体など)に触れると水に変わります
なので人体への負担が少なく手荒れしにくく、空間除菌にも利用できるので安全に使用できます。
その高い安全性から赤ちゃんの哺乳瓶の消毒として有名なミル◯ンや
歯医者さんで口内除菌などにも次亜塩素酸は利用されています
ただ触れると水に変わるので手指消毒などで使う場合はしっかり濡れるほど使わないと
菌が残っている可能性もあるのでたっぷり使ってくださいね!
そして地味に嬉しいのが消臭力!
佐藤家では加湿器で空間散布と寝具類には霧吹きで消臭にも利用しています
佐藤家は数年前から次亜塩素酸を愛用しています!!
※ただ加湿器は超音波式で、なおかつ次亜塩素酸用にコーティングされていれば良いですが、されてないものだと1~2年で故障する恐れがあるので注意
さて、ここからさらにマニアックな話になっていきます
疲れた方は下のまとめまで飛んでください
そもそもご自宅にあるような漂白剤が次亜塩素酸ナトリウムです。
お家でも薄めて漂白や消毒に使ったりしますよね?
除菌力が低いわけでは無いのですが、効果が出るまでに時間がかかるので基本的には浸けおきで使用します。
なので衣服や今の時期はマスクの除菌としては使いやすい
ただご存知の通り漂白剤は素手で使用できませんので、手指消毒には向きません。。。
そして、この時薄めた液体は
「次亜塩素酸」と「次亜塩素酸イオン」に分けられます
この割合の違いが「除菌力」と「洗浄力」に関係してくるのです。
次亜塩素酸が高いほど除菌力が高く、短時間で除菌でき、肌への負担が少なく安全性が高い
次亜塩素酸イオンが高いほど洗浄力(漂白)が高いが、浸けおきなど除菌するためにやや時間が必要で肌などへの負担も多い
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)を水で薄めたものはこの割合が
次亜塩素酸→10%
次亜塩素酸イオン→90%
なので除菌力<洗浄力(漂白)という特徴があります。
一般的に販売されている次亜塩素酸水は電気分解されていて、この割合が
次亜塩素酸→90%
次亜塩素酸イオン→10%
と除菌力>洗浄力(漂白)となります。
そして当店で販売している
弱酸性次亜塩素酸炭酸水は
次亜塩素酸→95%
次亜塩素酸イオン→5%
となり、さらに除菌力は強くなっているので、
未だ特効薬のできていない新型コロナウイルスには
なるべく高い除菌力がある方が良いだろうと言うことで僕らは使用しています。
次亜塩素酸を電気分解ではなく炭酸ガスによりpH調整をして弱酸性に生成されているので
同じ弱酸性の肌にも負担が少なく、安心して利用できます。
ただ次亜塩素酸水も次亜塩素酸炭酸水も保存期間がやや短く
希釈して作った液体は3ヶ月、原液も半年~1年程度しか持たないのがデメリットです
まとめると
・エタノール(アルコール)
・ノロウイルスにはやや効果は薄めだが、コロナ予防としては有り
・乾燥、手荒れしやすい
・すぐ乾くので使いやすく、拭き掃除にも向いている
・長期保存が出来る
・次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
・除菌力より洗浄力(漂白力)が高め
・除菌効果が現れるまで時間がかかるので基本的には浸けおきとして使う
・肌への刺激が強すぎるので素手では使用しない(手指消毒としては使えない)
・簡単・安価で入手できる
・次亜塩素酸水
・ノロウイルスにも効果がありエタノールと同等以上の除菌力
・人体への負担が少なく、手荒れしにくい
・空間除菌にも利用できる
・消臭効果も高い
・直射日光に弱く、長期保存が出来ない
・次亜塩素酸炭酸水
・次亜塩素酸水よりさらに除菌力が高い
・うがいが出来るほどの安全性(50ppm以下)
・空間除菌にも利用できる
・消臭力が高い
・直射日光に弱く、長期保存が出来ない
と、こんな感じです!!
まとまってるのかな(笑)
今回ご紹介した
次亜塩素酸炭酸水は当店でも販売しています。
ご興味がある方は下記のリンクから詳細をご覧ください。
次亜塩素酸炭酸水の詳細はこちら
皆さん、目に見えないウイルスだからこそ
正しい予防を心がけましょう!!
この感染症騒ぎでお店などは手指消毒が基本になってきて、最近はお家でも除菌してる方も増えているのではないでしょうか。。。
巷では消毒用アルコールが品薄で次亜塩素炭酸水が売られている所も目につくようになりました。
そもそも消毒としてはどっちが良くて、何が違うかご存知ですか?
それに次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸炭酸水など「次亜塩素酸」と名がついても何が違うの?って感じじゃありません??
今日はなんとなくしてるつもりではなく、「正しい知識で予防をしよう」がテーマです。
ちょっと細かい話になりますがご興味のある方は見てください!
因みに自分の知識が間違っていないか厚生労働省の情報などと照らし合わせて確認をしたので大丈夫とは思いますが、専門家ではないので悪しからず(笑)
まずエタノール(アルコール)
速乾性があり少量でも菌、ウイルスに効果があり、長期保存もできる(およそ2~3年)。
脱脂力があるので繰り返し使っていると肌は乾燥してしまいますが、鏡などは凄く綺麗になります!
サロンでは今は鏡掃除に除菌も兼ねてアルコールで掃除をしています
ちなみにアルコール濃度は高ければ高い方が良いというわけではなく、70~83vol%が1番効果が高いので購入する時は注意が必要です。
たまに無水エタノールというものもありますがこちらは99.5vol%なのでちょっと高すぎますね。。
やむ負えない場合は代用しても良いみたいです
(volというのは体積に対してということですが深く考えず%で捉えてもらっていいと思います)
ただエタノール(アルコール)はノロウイルスに対してあまり効果が高くないと言われているので
その点では次亜塩素酸の方が効果が高いと言われています。(最近は独自に製法で効果があるものもあるとかないとか、、)
そして次亜塩素酸水ですが
こちらはちゃんとノロウイルスにも効果があると言われており
有機物(菌・ウイルス・人体など)に触れると水に変わります
なので人体への負担が少なく手荒れしにくく、空間除菌にも利用できるので安全に使用できます。
その高い安全性から赤ちゃんの哺乳瓶の消毒として有名なミル◯ンや
歯医者さんで口内除菌などにも次亜塩素酸は利用されています
ただ触れると水に変わるので手指消毒などで使う場合はしっかり濡れるほど使わないと
菌が残っている可能性もあるのでたっぷり使ってくださいね!
そして地味に嬉しいのが消臭力!
佐藤家では加湿器で空間散布と寝具類には霧吹きで消臭にも利用しています
佐藤家は数年前から次亜塩素酸を愛用しています!!
※ただ加湿器は超音波式で、なおかつ次亜塩素酸用にコーティングされていれば良いですが、されてないものだと1~2年で故障する恐れがあるので注意
さて、ここからさらにマニアックな話になっていきます
疲れた方は下のまとめまで飛んでください
そもそもご自宅にあるような漂白剤が次亜塩素酸ナトリウムです。
お家でも薄めて漂白や消毒に使ったりしますよね?
除菌力が低いわけでは無いのですが、効果が出るまでに時間がかかるので基本的には浸けおきで使用します。
なので衣服や今の時期はマスクの除菌としては使いやすい
ただご存知の通り漂白剤は素手で使用できませんので、手指消毒には向きません。。。
そして、この時薄めた液体は
「次亜塩素酸」と「次亜塩素酸イオン」に分けられます
この割合の違いが「除菌力」と「洗浄力」に関係してくるのです。
次亜塩素酸が高いほど除菌力が高く、短時間で除菌でき、肌への負担が少なく安全性が高い
次亜塩素酸イオンが高いほど洗浄力(漂白)が高いが、浸けおきなど除菌するためにやや時間が必要で肌などへの負担も多い
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)を水で薄めたものはこの割合が
次亜塩素酸→10%
次亜塩素酸イオン→90%
なので除菌力<洗浄力(漂白)という特徴があります。
一般的に販売されている次亜塩素酸水は電気分解されていて、この割合が
次亜塩素酸→90%
次亜塩素酸イオン→10%
と除菌力>洗浄力(漂白)となります。
そして当店で販売している
弱酸性次亜塩素酸炭酸水は
次亜塩素酸→95%
次亜塩素酸イオン→5%
となり、さらに除菌力は強くなっているので、
未だ特効薬のできていない新型コロナウイルスには
なるべく高い除菌力がある方が良いだろうと言うことで僕らは使用しています。
次亜塩素酸を電気分解ではなく炭酸ガスによりpH調整をして弱酸性に生成されているので
同じ弱酸性の肌にも負担が少なく、安心して利用できます。
ただ次亜塩素酸水も次亜塩素酸炭酸水も保存期間がやや短く
希釈して作った液体は3ヶ月、原液も半年~1年程度しか持たないのがデメリットです
まとめると
・エタノール(アルコール)
・ノロウイルスにはやや効果は薄めだが、コロナ予防としては有り
・乾燥、手荒れしやすい
・すぐ乾くので使いやすく、拭き掃除にも向いている
・長期保存が出来る
・次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
・除菌力より洗浄力(漂白力)が高め
・除菌効果が現れるまで時間がかかるので基本的には浸けおきとして使う
・肌への刺激が強すぎるので素手では使用しない(手指消毒としては使えない)
・簡単・安価で入手できる
・次亜塩素酸水
・ノロウイルスにも効果がありエタノールと同等以上の除菌力
・人体への負担が少なく、手荒れしにくい
・空間除菌にも利用できる
・消臭効果も高い
・直射日光に弱く、長期保存が出来ない
・次亜塩素酸炭酸水
・次亜塩素酸水よりさらに除菌力が高い
・うがいが出来るほどの安全性(50ppm以下)
・空間除菌にも利用できる
・消臭力が高い
・直射日光に弱く、長期保存が出来ない
と、こんな感じです!!
まとまってるのかな(笑)
今回ご紹介した
次亜塩素酸炭酸水は当店でも販売しています。
ご興味がある方は下記のリンクから詳細をご覧ください。
次亜塩素酸炭酸水の詳細はこちら
皆さん、目に見えないウイルスだからこそ
正しい予防を心がけましょう!!
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